DSANJ について

概要

 DSANJとは Drug Seeds Alliance Network Japan(創薬シーズ・基盤技術アライアンスネットワーク)を略したもので、創薬シーズ(創薬)・基盤技術(創薬に使われる技術)、バイオマーカー・診断薬・試薬の研究・開発成果を、独立してその情報を収集、蓄積した上で日本の製薬企業に紹介し、日本国内での創薬活動を促進するためのプログラムです。
 創生するためには、創薬シーズを持つものと創薬シーズを育てるものとの協業が今や欠かせないものとなっており、その両者の接点を究極的に効率化することがDSANJの使命であります。

「日本が世界の中で”創薬”の役割を果たし続けるために」
僅かばかりではありますが、DSANJはその一端の役割を担えるものを考えています。

DSANJの機能

 創薬シーズ・基盤技術アライアンスネットワーク(Drug Seeds Alliance Network Japan:DSANJ)は、以下の2つ事業により構成されます。

I. データベース事業
(DSANJ Data Base:DSANJ-DB)
DSANJ-DBは、技術を探索する企業と技術保有者との始めの接点を生み出すシステムです。

II. ビジネスミーティング事業
(DSANJ Business Meeting:DSANJ-Biz Meeting:)
DSANJ Biz-Meetingは、技術を探索する企業と技術保有者とのオープン(Non-confidential)な商談(ミーティング)を大量かつ効率的に生み出すサービスです。

規約と参加者

規約
 DSANJでは独自の規約(DSANJ Operation role)を設けており、全ての参加者はこの規約に従属いたします。
規約につきましてはこちらをご覧ください。

参加者
 DSANJ規約(DSANJ Operation role)では、DASNJに関与する方々として、次の4者を参加者としております。
※数字は 2013年3月現在 のもの

I. メンバーユーザー(技術探索者)
 上記の技術を探索されていて、法人単位でDSANJの利用申込み登録を行った製薬・食品・化粧品分野の企業にご所属の方がメンバーユーザーです。311名(62社)の方がDSANJを通じて創薬関連技術を探索いただいております。メンバーユーザーの約8割の方が研究所にご所属の方となっており、科学的価値(scientific value)を評価いただける方に多くご参加いただいております。
 メンバーユーザーへの新規ご登録をご検討もしくはご希望の方は、こちらから運営事務局宛にお問い合わせをお願いいたします。

II. アカウントホルダー(技術提案者)
 DSANJ Biz-Meetingにご参加される場合、DSANJ-DBへのアカウントをお持ちいただくことになります。同アカウントの保有者をアカウントホルダーと定義しています。現在537組織(大学・研究室・企業)が技術提案を行っています。

III. 運営事務局
 DSANJの管理者であり、大阪商工会議所がその中心となっています。

IV. 運営協力者
 メンバーユーザー、アカウントホルダー、運営事務局をサポートする法人

経緯

 大阪商工会議所では、創薬分野におけるわが国のバイオ産業振興を目指して、2000年よりバイオビジネスコンペJAPANを関係団体と連携し2010年まで主催してまいりました。同コンペは着実な実績を残し、技術探索者と保有者とのアライアンスが148件に達するなど一定の成果を挙げることができました。
 これらの実績をふまえ、2005年7月、製薬企業からの依頼により「創薬シーズ・基盤技術等の流通市場構想研究会」(参加企業:製薬企業6社、商社、金融、開発業務受託機関各1社)を設置。創薬シーズや基盤技術等を核とした日本において創薬活動を活発化するためのプログラムの開発に向け、検討を進めてきました。
 2006年10月にはデータベースの試用運転を開始、以後、約2年半の間、実証実験を重ねてまいりました。
 2009年7月からはビジネスミーティング事業を立ち上げ、約9ヶ月の試用運用を踏まえ、2010年4月からはデータベースに収録された案件を疾患別に研究者の方を招聘し、関心を持つ製薬企業の研究所の方とのミーティングの場を設定する ”DSANJ疾患別商談会” を運用しております。同商談会は7年間の開催で730案件を選定、招聘させていただき、合計3,776件のミーティングを設定いたしました。結果、同商談会を通じて35件(2017年3月31日時点の事務局把握の範囲)の共同研究が生まれております。